普通の生活の中で、私たちは気づかないまま、多くの筋肉を使っています。立ったり座ったり、走ったり、階段を昇ったり降りたりと、筋肉を使わずには一歩も前に進む事はできません。
二本足で立って生活するようになった私たちは、単にまっすぐ立ち続けるという「作業」だけでも次のような筋肉が活動しているのです。
- 背骨にそって腰まで連なる脊柱起立筋や、その反対側にある腹筋
- 尻にあたる臀筋
- 腹部の奥に細かく存在するいくつかの筋
- 太ももの内側・外側や、後ろにある筋肉
良い姿勢のときは、これらの筋肉への負担はきわめて少なくてすみます。反対に、悪い姿勢をつくっていると、筋肉への負担が大きくなり、腰に大きな負担をかける事になります。
腰痛は、その人の生活の中で無意識のうちにとる姿勢が大きく関係しています。ですから、私たちが生活している以上、朝から晩までいつ起こってもおかしくないのが腰痛だといえます。
では、どういう時に腰への負担が増えるのでしょうか? それは、長時間同じ姿勢をとり続けるときです。パソコンの前に何時間も座り続けたり、車の運転を長時間続けたりと、今日、同じ姿勢をとり続ける場面は多数あります。
長時間同じ姿勢を続けると、疲労によって、支えとなっている筋肉の循環に支障が起こって、腰に負担をかけることになるのです。
こういうときは、体を動かすようにしましょう。それが腰痛予防の一番の近道です。横になれるのなら、横になることも良い腰痛予防になります。立ったまま足首を回すだけでも血行を良くして、疲れがたまるのを防ぎます。 |
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